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ホワイトバランス(WB)とは
ホワイトバランスはその名前の通り、白い物が白で表現されているか調整するための機能です。実際、写真を撮るとわかりますが、白い物が少し青っぽかったり、黄色ぽかったり正しく表現されない場合が多いです。それは様々な光の影響を受けるため、カメラが異なる認識をしてしまうのですが、色温度を調整することで解消されます。
ホワイトバランスの種類
基本的にミラーレスカメラならホワイトバランスの設定ができます。種類はオート、太陽光、日陰、曇天、電球、蛍光灯などがあります。ソニーのαシリーズでは蛍光灯4種類やフラッシュ、水中オート含めて11種類設定できます。その他ホワイトバランスを数値で設定できる色温度設定もできます。
ホワイトバランスの違い
13時ごろの撮影です。この日は曇り空で太陽が見えない状況での撮影でした。(オートは撮影してません。)
ホワイトバランス=色温度(ケルビン)の調整
10種類のホワイトバランスで撮影した結果、明らかに色が異なることがわかります。電球はより青っぽく、太陽光は中間、日陰ではより赤みが強く出ていました。
ホワイトバランスを色温度で設定する
今度は色温度を数値で撮影してみました。撮影時は17時頃でこの時期ではもう暗いです。
色温度が3000〜4000Kだと電球や蛍光灯、5000〜6000Kだと太陽光や曇天、7000Kだと日陰に近いイメージになります。個人的には、この時間帯の屋台は色温度を上げると祭りの雰囲気が出るような気がします。
撮影後の検証
RAWで撮影し後で現像せず、JPEGをそのまま利用したい場合は、必ずホワイトバランスの設定をして撮影しましょう。基本は白い物を白色で撮影できるかどうかです。ちなみに水中オートは水中写真を撮影する場合に使用するみたいです。オートは優秀なので最初はオートで良いと思いますが、マニュアルで色温度を調整できるようになれば、写真が楽しくなると思います。
感想