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今回は、検証シリーズです。
Dレンジオプティマイザーを変えて撮影したら、どのような違いが出るか検証してみました。
Dレンジオプティマイザーとは
明暗差の激しい被写体を撮影するのはカメラの弱点です。
明るいところにピントを合わせば暗い部分は黒つぶれしやすなります。
(黒つぶれとは、真っ黒になってしまった部分。)
暗いところにピント合わせれば明るい部分が白とびしやすくなります。
(白とびとは、真っ白になってしまった部分。)
そんな弱点を抑制する機能が、Dレンジオプティマイザーです。(略してDRO)
Dレンジオプティマイザーは、画像処理で黒つぶれを軽減する機能なので、ピントは明るい部分に合わる必要があります。
Dレンジオプティマイザーは、オートとレベル1〜5まで設定することができます。
Dレンジオプティマイザーの検証
Dレンジオプティマイザーをオフを含め、レベル1〜5でどれくらいの違いがあるか検証してみました。
検証結果
Dレンジオプティマイザーをオフにすると岩盤が真っ黒でした。
しかし、DROの機能を使うと岩盤に色が現れてきます。
レベル1ではあまり効果がありませんでしたが、レベル3くらいから色が見え始め、レベル5でははっきり見えます。
今回のように明暗差が激しい被写体の場合、Dレンジオプティマイザーを使用することで黒つぶれを抑制することができます。
DROブラケットとは
Dレンジオプティマイザーの適正レベルがわからなくて設定が面倒だと思う方は、DROブラケットがお勧めです。
この機能はレベルを段階的にずらして、3枚撮影してくれます。
DROブラケット:Loならレベル1、レベル2、レベル3の3枚、DROブラケット:Hiならレベル1、レベル3、レベル5の3枚を撮影してくれます。
DROブラケットのデメリットは、3枚撮影するので記録するまで多少遅延します。
ドライブモードにあるため、連射モードが使用できなくなります。
感想