【カメラの豆知識】ファイル形式と撮影枚数を調査

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今回は、カメラの豆知識です。

カメラを撮影するには、記録メディアが必要です。記録メディアは、基本SDカードを使用しますが、最近ではCFexpressカードという高性能な記録メディアも販売されています。

今回は、ソニーのα7Ⅳで撮影した場合、128GBの記録メディアで何枚保存できるか調査しました。

目次

α7Ⅳのファイル形式

α7Ⅳの情報

有効画素数約3300万画素

RAW・RAW+JPEG(HEIF)・JPEG(HEIF)で撮影できる。

RAW形式の選択

RAW形式でも5種類選択でき、高画質の順に「非圧縮」・「ロスレス圧縮(L)」・「ロスレス圧縮(M)」・「ロスレス圧縮(S)」・「圧縮」があります。

JPEG形式/HEIF形式の選択

JPEG/HEIF画質

「エクストラファイン」・「ファイン」・「スタンダード」・「ライト」の4種類を選択できます。

JPEG/HEIF画像サイズ

「L:33M」・「M:14M」・「S:8.2M」の3種類を選択できます。

ファイル方式による撮影枚数の調査

今回は、記録メディア128GBで「RAW」と「JPEG(L:33M)」で撮影した場合の保存ファイル数を調査しました。

ファイル形式128GB
RAW 非圧縮 + JPEG (X.FINE)1225枚
RAW ロスレス圧縮(L) + JPEG (X.FINE)1775枚
RAW ロスレス圧縮(M) + JPEG (X.FINE)2278枚
RAW ロスレス圧縮(S) + JPEG (X.FINE)2773枚
RAW 圧縮 + JPEG(X.FINE)1880枚
ファイル形式128GB
RAW 非圧縮 + JPEG (FINE)1398枚
RAW ロスレス圧縮(L) + JPEG (FINE)2163枚
RAW ロスレス圧縮(M) + JPEG (FINE)2960枚
RAW ロスレス圧縮(S) + JPEG (FINE)3853枚
RAW 圧縮 + JPEG (FINE)2321枚
ファイル形式128GB
RAW 非圧縮 + JPEG (STD)1457枚
RAW ロスレス圧縮(L) + JPEG (STD)2307枚
RAW ロスレス圧縮(M) + JPEG (STD)3237枚
RAW ロスレス圧縮(S) + JPEG (STD)4336枚
RAW 圧縮 + JPEG (STD)2488枚
ファイル形式128GB
RAW 非圧縮 + JPEG (LIGHT)1505枚
RAW ロスレス圧縮(L) + JPEG (LIGHT)2428枚
RAW ロスレス圧縮(M) + JPEG (LIGHT)3481枚
RAW ロスレス圧縮(S) + JPEG (LIGHT)4785枚
RAW 圧縮 + JPEG (LIGHT)2630枚
ファイル形式128GB
RAW 非圧縮1621枚
RAW ロスレス圧縮(L)2747枚
RAW ロスレス圧縮(M)4174枚
RAW ロスレス圧縮(S)6201枚
RAW 圧縮3008枚
ファイル形式128GB
JPEG (X.FINE)5016枚
JPEG (FINE)9999枚以上
JPEG (STD)9999枚以上
JPEG (LIGHT)9999枚以上

ファイル形式とデータ容量のまとめ

  • RAW非圧縮+JPEG(X.FINE)でもSDカード128GBで1日撮影可能です。
  • RAWでも非圧縮と圧縮では、撮影枚数が約2倍違います。(データ容量が約2倍)
  • RAW非圧縮とJPEG(X.FINE)では、撮影枚数が約3倍違います。(データ容量が約3倍)
  • 有効画素数約3000万画素の場合、128GBで良い。
  • 有効画素5000万画素以上の場合、256GB以上欲しい。
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